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海の生活
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学会で先月末、金沢に行ってきた。
いやあ、これが、今まで私がやった学会発表のもので、最もひどいものでした。
でも、まあ、色々学びもあり、次につながるものをやれたなぁ、とも思えたり。
発表当日までは、一週間ぐらいずっと学会の準備やそれ関連の夢を見る、という毎日。
毎日、寝不足。
それでも、以前に比べれば、ずいぶん心穏やかに過ごせるようになったと思う。
どんなに忙しい時にも、心の中に静寂をもつというのは、とても大切だと気づいたからだろうか。

金沢で、ということが決まってから気がついたのだが、
金沢には、金沢城と金沢21世紀美術館がある。兼六園もある(これは行ってから気付いた)。
それで、合間を見てをその三つをまわった。
もう、城と美術館、城と美術館、と念仏を唱えるようにして学会準備していたからね・・・・・。

城は、私の大好きな石垣を堪能してまいりました。
金沢は戦禍にあっていないらしくて、色々な時代の色々なものが混在している。
石垣もしかり。
丁度、補修工事のための調査をしている人がおり、
石垣の構造とか、補修とはどんなことをするのかとか、どこがまずいことになっているのか
とかを聞いていたら、後ろに知らないおじさんが立っていた。
一通り話を聞いて、振り向いたら、
「おねえさん、石垣好きなの?案内してあげよう」
と言われ、一時間ほど金沢城石垣ツアーをただでしてもらった。
金沢城の石垣は素晴らしいのです。にやにやします。
後で後輩に自慢したら、「それはナンパでは」と言われた。
 
その後、金沢21世紀美術館へ。
すごすぎて、ぐらぐらした。
なんだ、あの美術館。
あんな美術館は、初めてです。
そして、アートというものは観る者の前に立ち現れたら、その時はもう、作者だけのものとは言えない
ということをよく教えてくれます。

昨日買ったビックイシュー66号で、
「ただ美しいだけのアートには、もう興味がないんだ」
という記事があり、
これこそが、現代美術の姿ではないか、と思いました。
ただ美しいだけではない姿を露わにすることを許されている、それが現代の姿じゃないか。

↓ジェームズ・タレル ブルー・プラネット・スカイ

CIMG1262.jpg


そういや、石垣デート(違)のとき、おっちゃんに「九州居るなら、竹田城だよ!」と激しくお勧めされた。
竹田城行かないとな。いつ行こう~♪
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